1入院とは、
1回だけの入院から何度も繰り返し入院になったときの入院まで幅広く1入院とみなされます。
そこで一生涯でどんな入院になるか、ある程度予想できなければなりません。
そこで、治せる病気の入院と治せない病気の入院に分けて考えると理解しやすと思われます。
1入院とは
一生涯で保障される日数になってしまう場合が少なくない。
▼治せる病気を一生涯で何度も罹患される方は滅多にいないと思われます。
▼治せない病気とは人生最後のときの入院になる場合が少なくないと思われます。そんな入院は一生涯で一度。
何度も繰り返し入院になったときの入院をひとまとめにして1入院とみなされることから、治せる病気をしないで いきなり治せない病気で入院すると
保障される日数は1入院分になってしまいます。高齢になるほどその確率は高くなります。
▼保障が必要な入院とは
治せない病気になり何度も繰り返し入院になったときです。そんなときの入院はどのくらいになるか誰も分かりません。
従って、入院を保障される日数は、安心して入院できるように長い日数を選んでおかなければなりません。
それが働かないと医療費を支払えない期間に必要です。
↓治せる病気入院例↓ ↓治せない病気入院例
参考事例
弊社の契約者には通算の治療期間が7年以上になっている方もいます。
その入院はずっと同じ病気の治療です。又、退院後180日以内の再入院を繰り返されています。
だから、通算で7年の治療期間ですがその間の入院をすべて通算して計算され1入院とみなされる入院になっています。通算の入院日数は730日を超えてしまいましたのでそれ以上の保障はされません。
従って、1入院60日の保障は60日が限度、1入院120日の保障は120日が限度、1入院365日の保障は365日が限度、1入院730日の保障は730日が限度になってしまいます。
通算で1095日まで保障しますと言われても、1入院という保障条件にいつまでも該当する為、1入院の日数分しか保障してもらえません。
だから、一生涯で入院を保障されるのは1入院の日数の範囲内になってしまうと思って保障を考えたほうが間違いなさそうです。
1入院の日数で補う医療費が分かる
一生涯で入院を保障される日数は、1入院の日数になると思われることから
保障される日数を月数に置き換えると同じ月数を入院したときに病院に支払う医療費の上限は高額療養費助成制度で分かります。
保険価値を判断できる
医療保険に加入するメリットは、病院に支払う医療費を保障で支払うために保険会社に事前に負担する保険料のほうがはるかに少ない負担だからです。
補う医療費が分かれば、その医療費を補うために負担する保険料の支払い総額と見比べて保険の価値を判断することができます。
1入院という保障条件を間違った解釈をしている
1入院という保障条件の意味を間違えているから、保障を考える基準を間違える原因になっている。
間違っている!
1入院とは、1回入院のこと。
病名が違えば病気の原因は違うと勘違いしている。
平均在院日数は1入院という保障条件に相反するデータになる!
平均とは、1人の患者が1回だけの入院から何度も繰り返し入院したときの平均まで含まれます。
例えば、実際の治療期間の入院は5回、その間の通算入院日数が190日。
この入院での平均在院日数は38日。
しかし、1入院という保障条件は通算180日の入院を1入院とみなされます。
長い入院はさせてくれない!
病院事情で治っていなくても最大3ヶ月以内に退院させられることを理解していない。
だから、入院を保障される日数を考える時
1回の入院は60日または120日もあれば良いと判断することになる。
365日や730日の保障はいらないと判断されます。
本当はその逆を選ばなければならないのです。